市販の白髪染めとサロンカラーは何が違うの?

自宅白髪染め

ホームカラーとサロンカラーの違いを知りたい方むけ

当記事では自宅でドラッグストアなどで販売されている白髪染めを使い染めるのとサロンで染める白髪染めの違いをまとめました。限りなくシンプルにまとめましたので、これから白髪染めをされる方や現在白髪染めを検討している人は是非ご覧ください。

記事の信頼性

記事を書いている私は都内で15年サロンワーク、サロン経営を行い、美容師歴25年ほど。
現在も現役でサロンワークを行って、多くの白髪染めに関わって来ましたがその実体験を元に自宅で行う白髪染めについて解説しております。

3分間くらいで読み終わるかと、それでは見ていきましょう~。

市販の白髪染めとサロンカラーの何が違うの?

*市販の白髪染め→薬剤の設定が強い。
*サロンの白髪染め→プロが髪の毛の状態を分析して数種類の薬剤からベストなものを選ぶ。

基本的に薬剤の設定が違います。

素人でも自宅で簡単にむらなく染まるように薬が強めに作られています。

どうしても家で白髪染めを行う場合には、当たり前のことですがプロが薬を塗るわけではないので、薬の塗布量、染むら、染まりやすい箇所、染まりにくい所を見極めながら染めることが出来ません。

なので、多少の染むらや塗布量が少なくても薬剤の力で染まるように強く設定されています。

更に詳しく解説しますと

一般的にドラッグストアで販売されている白髪染めは、
1剤と2剤を混ぜる2浴式のアルカリの白髪染めが支流です。
(ジアミン配合)

サロンでも支流は、2浴式のアルカリ染毛剤です。
(ジアミン配合)

では、サロンカラー剤とホームカラー剤の違いは何かと言うと

2剤の使用されている成分事態違う

市販の白髪染め→2剤の成分はモノエタノールアミン→揮発性ではない為、頭皮に残留してしまいます。
サロンの白髪染め→アンモニウムを使用していて揮発性ですので頭皮に残る事も少ないです。

そもそも、使用されている成分事態が違います。どうしても市販の白髪染めアルカリ性は揮発性ではないため頭皮に薬が残ってしまう為、頭皮、髪の毛にダメージを進行させてしまいます。

更にこの2剤の主成分は過酸化水素水でアルカリ剤です。
(日本の薬業法では、今現在6%までが使用可能です。)

サロンで扱っている2剤はと言うと、2%・3%・6%など
髪の状態に合わせて、

*新生毛(根元)には、6%の脱色力の強い過酸化水素水を使い
*既染毛(染めてある毛)には脱色力の弱い、2%・3%の2剤を使用して

なるべくダメージ与えない様にします。

サロンカラーでは更に、

*前処理(髪を保護したり、タンパク質ケラチン、コラーゲンなどを補給)
*後処理(髪に残ったアルカリを除去します。シャンプーでは落としきれない残留アルカリを除去)

などを行って頭皮、髪の痛みの進行を抑えて弱酸性に戻すことを行います。

また、時間の調整も行い染まりづらい新生毛を先に塗布して時間を置き、その後に既染毛(染まっている毛)を塗布して時間をおきます。

場合によっては、痛んでいる毛先などには(白髪がある程度染まっている状態)
低アルカリのカラー剤を使い色素補正だけを行い

最低限のダメージで染め上げる事を心がけています。

なので市販の白髪染めでは、ダメージしている箇所に対応する事が出来ず、
痛みを進行させてしまい築いた時にはすでに遅くなってしまい、

バサバサでボロボロで疲れきって、老けて、実年齢より、上に見られてしまうかもしれません。

先程も話しましたが、2剤の成分はモノエタノールアミンを使用していてこのモノエタノールアミンは、揮発性ではない為、頭皮に残留してしまいます、、
(多くのメーカーで使用されています)

美容室では、アンモニウムを使用していて揮発性ですので頭皮に残る事も少ないです。

更にサロンカラーには、ない泡カラー!なぜ?サロンカラーには存在しないのにホームカラーでは使用されているのかを解説していきます。

泡カラーの真実!

「お久しぶりに、来店してくれた髪を伸ばしている途中のk様

ん!

綺麗にムラなく染まっていたので
サロンで染めたのかと思いきや、ホームカラーで染めたそうで、あまりにもキレイに染まっていたので、

誰か他の人に毛染めを塗ってもらったのか聞いてみると自分一人で染めたとのこと

もしかして
これだけ、ムラなく綺麗に仕上がっているという事はやはり泡カラーでした。

あ~
やっちまったな!という感じです。」
せっかく長い間伸ばしてきたのに、1回の泡カラーで台無しです。

サロンでも色々なトリートメントがありますが、正直な所私の個人的な意見を言わしてもらうと100%元の健康な髪の毛に戻すことは不可能だと思います。

ホームカラーで特にダメージを与えるのは、泡カラー!

一般的なドラッグストアで売られているカラー剤で特にダメージを与えてしまうのは、この泡カラーです。

先ほども話しましたが、日本の薬事法で、アルカリの強さの上限は
6%で、この泡カラーの2剤は、上限の6%です。

では、他のカラー剤と何が違うかと言いますと、

泡カラーは、

1剤にも含まれているアルカリ剤の濃度を急激に上げて、さっくとキューティクルを開いて簡単に染まる様にしてあります。

なので、

必要以上にアルカリ濃度を上げてしまい
髪を傷めて、ガサガサ、ゴワゴワ、バサバサ、になって取り返しの
つかない状態に、、

確かに自分一人で染めるには、簡単でムラなく染め上げられますが一度、痛めてしまった髪は、カットしない限りず~っと残ってしまい、毎日、髪の痛んだ状態に悩まされストレスを感じてしまいます。

まとめ

一般的にドラッグストアで販売されている白髪染めは染めたい時に気軽に安価で染められますが、薬剤の種類も少なく、色々な髪質、髪の状態に対応をする事が出来ず、結果的に髪にダメージを与えしまいます。

もちろんのことですが、
サロンでのカラーは美容師がベストな薬剤を選択して最善の注意を払って染めますので間違いありませんが、

どうしても自宅で白髪染めを行なう場合は根元の新生毛(リタッチ)のみにしたり、生え際、分け目のTゾーンのみを部分染めして途中に行きつけのサロンで修正してもらう事を推奨します。

又は、

ダメージを与えたくないのであれば、白髪染めトリートメント(カラートリートメント)をオススメします。

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